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発達支援元年の年、平成24年が始まった!

 明けまして おめでとうございます!
 昨年は日本国内はもちろんですが、地球的規模でも悲しいことや苦しいことが沢山ありました。本当に辛い一年でしたが、はじまったこの新しい年には地上のいきとし生けるものにとっておだやかで、健やかな日々であってほしいものだと願わずにはいられません。
 Peace be with all of the world!
 誰しもが将来に繋がる希望とか期待の祈りと共に新年を迎えられたと思いますが、うめだ・あけぼの学園のような地域の発達支援に関わってきたものにとって、今年は特別に大きな意味を持っています。それはまさに発達支援元年の年になるからです。
地域で、障がいと言わずにそれぞれの個性豊かな育ちの過程において、育ちづらさや育てづらさからなんらかの疑問や課題や悩みがある時、気軽に相談できる場が全国のいたるところで一定の質を担保しつつ、確保されようとしているからです。従来の発達支援活動はもちろんですが、障害児相談支援事業とか保育所等訪問支援事業などの機能を横付け的に拡大展開し、まさに子どもが生活する地域全体を面として捉え、あらゆる子育ち・子育て関連の揺るぎない資源として機能していこうとするものです。学園ではこうした発想で30年来試行錯誤的にやって来たことですが、それが今ここに全国的に制度として実現されようとしています。まだまだ不安や懸念が払拭されているわけではありませんが、関係者としてこの制度の育ちをしっかり見守っていきたいと決意しております。

今年も何とか年末に辿り着きました.

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今年もおてんこ盛りにいろいろなことがありました。もちろん、中でも3月11日14:46:18を忘れることは出来ないでしょう。この東日本大震災は直接間接を問わず、我が国のすべての国民に様々な影を落としています。また、その後の近畿・中四国に上陸した台風12号・15号でも大きな被害が出ました。地震・津波・土砂災害・暴風雨などの自然災害の多い我が国ではありますが、そこに今回は人災的な原発による放射能汚染災害も加わっています。癒しや感動を与えてくれる自然界の様々な営みでもあるのですが。
 我々人類もその自然界の一生物であること、それらの大きな命の連鎖の一部であること、それらが相互不可分・相互依存的であることを人間が忘れないようにという天の啓示ではないでしょうか。もっと謙虚に、もっと誠実に、もっとおだやかに、もっと優しくあれと。
 そんな思いの中で、今日12月22日に朝から学園のクリスマス会が行われました。現在学園では法契約児が190名ほど通園していますが、底冷えのする寒さもあってか出席率は60-70%、それでもトータル100組以上の家族が隣接するカトリック梅田教会で厳粛な雰囲気の中にも楽しい一時を過ごしました。
例年、この場はそれぞれの1年を振り返り、子どもの成長や家族の絆や愛情を確認し、喜びと感謝の内に集う場になっていますが、今年ほどそのことを強く実感し、確認できた年はなかったように思います。
今はただ、来年が希望に満ちた明るい話題に満ちた日々でありますようにと祈ります!
God bless us! Peace be with us !

いよいよ園舎改築が具体性を帯びてきたぞお

 東京地方は11月も半ばになろうとしているのに相変わらず季節にはそぐわない温かな陽気が続いている。その性でしょうが、紅葉も黄葉もなかなか錦秋の候とはいかず、枯葉状態になってしまっている。実は先月末から先日までの間に一般社団法人全国知的障害児者生活サポ-ト協会のブロック会議で北陸の金沢と東北の八戸に相次いで出かけたが、彼の地でもいずれも同じような光景。暖かめで、木の葉が今ひとつ色づいていない。雪でも降って来るのかと期待させられる時節であり、地域でもあると思っていたのに。
 そんな暖かめな陽気に支えられて、このところの学園の改築に向けての活動があれこれ本格的に始まっている。とりわけ仮園舎体制(毎日通園室・親子併用通園室・就学児の学習支援室・事務室)が三ヶ所に分かれているので、職員や利用児とその家族が日によってあちこち移動を余儀なくされてしまっているのは大変だ。子どもと保護者の皆さんには本当に申し訳なく思っています。すみません!!
 今週から始まっている綾瀬の仮園舎を利用する保護者からは、「思っていたよりきれいですね」とか「明るいですね。今度の園舎もこのように明るいですか」とか「駅から近くって助かります」とか聞こえてくる感想は概ね肯定的なものであるようで、正直ほっと胸をなで下ろしている。よかった。
 もちろん、いざ仮住まいが始まってみればあれもこれも不満や不具合などが出てくるのは不可避である。そうした事はある意味、想定内である。それぞれのレベルで気づいたこと、感じたことが有れば何でも速やかに取り上げ、迅速に対処しようと毎日職員と確認しているところ。なによりも子ども達が安心して、安全に過ごせる場である事が一番であるから。これから新園舎が竣工する平成25年3月頃までなんとか無事に過ごせたらと願うばかりである。

暑さ寒さも彼岸まで

 ついこの間まで酷暑だ、猛暑だ、残暑だと騒ぎ、一方では節電!節電!の号令のもとで熱中症に怯えながら冷や汗、脂汗の日々が続いていましたよね。それが秋のお彼岸が過ぎると、古来からの言い習わしにある「暑さ、寒さも彼岸まで」が文字通り実感できる涼しさに変わりました。それも唐突感すら感じるほど、鋭角的な変化が。こうした急激な変化には身体がついていけず体調を崩しやすくなります。無精が一番危険! どうぞお互いこまめに体温調節をするように心がけましょう。 
 ところで、ここ数年学園の大きな懸案であった園舎の改築問題ですが、例年6月中に示される国の「社会福祉施設等施設整備」に関する23年度の内示が3ヶ月遅れで、9月30日にやっと出ました。待ちくたびれて私の首ももうこれ以上は伸びないほどに伸びきってしまっていました。それにしてもここまで来るには官・民、政・官・業さまざまな立場の皆さまからの、献身的なご理解とご支援があったればこそと衷心より御礼と感謝申し上げます。ありがとうございました。
 確かにここまでは大変でした。しかし、これからもまだまだ山あり、谷ありで大変かと思いますが、なにぶんにもこのようなことは半世紀に一度有るか無いかの最初で最後のこと、なかなか見通しをもってというわけにもいきません。結局は直面する課題には真正面から、誠実に、己の生き様をむき出しにしながら真っ向勝負を挑むしかありません。私自身はそうしたスタイルで今までも来ましたし、これからもそうするつもりです。そのことで多くの誤解や不利益を被ったかもしれませんが、そうした人生が私のスタイルと思っています。お許しを下さい。
 それにしても、今回の改築は半世紀後を見通してのプランではありますが、大事なことは目に見える建物の大きさやきらびやかさではなく、この場所を拠点としていかに時間的空間的な子ども世界の健やかな拡がりに寄与するかであることを忘れないようにしたいとあらためて心に言い聞かせているところです。それが学園改築に心を寄せて下さっている恩人と言えるたくさんの関係者の皆さまへの感謝の証し、誓約でもあると思っています。

迷走台風12号は日本海に抜けたが

台風12号は当初の予想から大幅にずれて四国・中国地方から日本海に抜けて行きましたが、各地被災された皆さまには心からお見舞い申し上げます。
ところで野田内閣の組閣と共に始まった9月。もっともっと一人ひとりが大事される社会の構築を、具体的には震災や原発の被災者の日々の生活救済と未来に向けての生き様支援をもっとスピード感をもって進めて欲しいものですね。期待しましょう。
ところで、先日全国児童発達支援協議会(CDS JAPAN)が福島県から委託を受けた、会津若松市での原発・浜通り地域の避難児のための児童デイ事業「はまっこクラブ」を訪問して来ました。
就学前の子どもや就学後の子どもが一時の心の落ち着きと他者からの精一杯の愛情を実感する場だと思いました。またその際の母親との話しの中では、子どものことだけに留まらない現実や未来の生活についての大きな不安に心が痛みました。避難場所を転々としながらやっと会津若松市の仮設住宅にたどり着いたが、一家の主人の仕事が見つからない。家のローンが未だ残っている。帰りたいが帰れる日が来るのだろうか。Etc.
お聞きしていて何とも己の無力さを感じるばかりで置き所のない自分の思いが宙を舞っていました。
 しかしせめて、前途洋々であるべきこの子ども達の日々が心おだやかな、人の愛情を信ずることの出来るものであるように微力ながら愚直に出来るところから実践するしかないと思いました。

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